7歳 将棋を覚える話

こんにちは。

我が長男は現在7歳の一年生です。将棋します。といってもどこかに習いに行って、という事ではなく、カードゲームやテレビゲームと同じような親と遊べるゲームの一つ、としか思ってないようですが。

初めて将棋盤見せたのはまだ5歳くらいだったかな。500円くらいの安い将棋盤で折り畳めるお手軽なモノ。

じいちゃんが将棋の双六?のようなものを教えてくれました。将棋崩しをしたりして慣れ親しみながらこれは「フ」これは「ヤリ」っていうんだよー。って。並べ方を教えたら、子供って凄いね。2.3度みただけでもう並べ方覚えるだなんて。

なんとなーく王さんとったら勝ちだよ、とられたら負けだよ。というのもわかってきたのは6歳、年長になってから。特に毎日やってたわけでもなく子供も親もじいも気が向いたら、って感じで。

藤井聡太みたいになったらすごいよね、なんていいながら。

結構興味があったので動物将棋を買おうかなと悩んだ時期もあったけど、結果的に買わなくてよかったかな、と。多分動物将棋してから将棋へのステップアップは難易度高くなりそうで。

動物将棋が楽しければ楽しいほど慣れがモノをいうようになり慣れない将棋に移す必要性が本人も感じないかもしれない。そして動物将棋をマスターしてしまうとまた一から考え直して(慣れて)いかないといけないストレスは我が子には向かないだろうな、と思ったので。ステップアップのめんどくささ、が購入に踏み切れなかった。

 

将棋できる子にしたい!とも思ってたわけではないけど、将棋できる=頭に良さそうぐらいにしか思ってないんだけどね。まあ将棋できる子が頭良かったら昔の人は皆頭いいんか、と言われるとまたそれは別だよね、ってなるし_(┐「ε:)_

雰囲気?なんか賢そう。みたいな。地頭よさそう、みたいな。←親は頭悪い

 

話戻して、まあふわふわと気が向いたら将棋だして、遊んでたある日。小学生になった長男が学校から帰ってきたら

「お母さん!今日学校で将棋した!」

学童の教室にあるの?と聞いたら違う、教室だと。クラスに二つ将棋が置いてあって休憩時間やってええねん!って嬉しそうに。

「そうなんや。お友達も知ってる子おるの?」「うん!○○君おうちに動物将棋あるねんて!だから俺が教えてあげてるねん!」

そうか、動物将棋してるからって将棋ができるわけではないのね。とその時気づく。

駒の動かし方は知ってるが攻守も知らないこども達がどう遊んでるかはわからないが、日々楽しく遊んでるらしい。

そんなある日じいじの気まぐれか気をよくしたのか守り方「かぐら」(っていうのかしらね)を教えてもらった。

こどもってすごいね、その場に私もいたけど譜面全く覚えれない。けど子供はすっと覚えたんだから。すぐぐちゃっとしてもう覚えた!じいちゃん!やろう!それ組みたい!だもんね。

 

そんなこんなで守りを覚えた息子はそれを友達に教え日々戦いあってるらしい。そして毎日今日も勝ったよー!って報告してくれる(その友達将棋イヤイヤ付き合ってくれてるのでは?)という一抹の不安も覚えるが。先日は小学3年生とやったけど引き分け(時間切れ)だった!と嬉しそうに。

将棋楽しいの?と聞けば楽しい!と。毎日するわけでもないし、もっと!もっと!とせがむ事もない。ただ今日図書室で借りてきた「将棋の必殺技」「将棋のルール入門編」を一生懸命、まるでゲームの攻略本を読むかのように読んでいた。

本当にただ遊んでるだけなんだろうなとも思う。でも親として「ぐふふ。遊びと言いつつ良い知育遊びだわ。これで地頭よくなるかしら。うちの子将棋できるのよ、なんてちょっと賢い子みたいじゃない?」なんていやらしい考えが浮かんでますけど。

子供はただ好きで楽しくてやってるだけだけど、本当は母が息子が将棋を好きで楽しくなるように持っていったんだよ。というお話。

そして気がついたら私の方が弱かったのさ。負けたの、今日。完敗だったわ←弱すぎ。

 

 

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